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月下の棋士

能條純一作の漫画「月下の棋士

弟の部屋にあって、以前読んだのだが改めて読み返してしまった。
将棋漫画、面白い。
現代の若者棋士、佐伯宗光の描写などが、1990年代後半の年長者が考えるちょっと古臭い
若者像を映していたりして非常に味がある。
作中で好きな対局はなんと言っても 大和天空×佐伯宗光 戦である。プロ棋士の中では悪役的立ち位置の大和天空。その彼が、佐伯宗光戦では実力以上のものを出そうともがく様がなんともかっちょよい。流血沙汰の対局というのも漫画っぽくてすごく良い。