ワシにはささやかな人生の目標があるんだけど、それを端的に説明するのはちょっと難しい。

言葉にすると
「こちら側の人間がガハハと笑い、あちら側の人間には少しの間黙ってもらう状況を少しでもたくさん作る」
と言う事なんだけど、具体的に分かりやすく説明しようとすると高校時代まで遡って話さねばなるまい。

高3（だったかな？）のとき、学祭で3on3（バスケ）の大会があったですよ。
上位チームには賞金が出るとの事だったので金に目がくらんだワシは友達を誘って早速エントリーした。
学際の余興の3on3って事と、170そこそこの身長でダンクはできないまでもリングを掴めるという、運動神経のよろしい（だが極度のオタクである）友達のおかげで順当にトーナメントを勝ち上がっていきましたとさ。

そして次の対戦相手は、ワシと同じクラスのイケ男達で編成されたチーム。
しかも応援の為か同じクラスの人達が連れ立ってぞろぞろとやってきた。

この日記にも書いたことがあると思うんだけど、ワシは高校時代、クラスにただの一人も友達がいないという非常につつましい人間で、ワシチームの友人と言うのはいずれも別のクラスのヤツらだったから、このシーンではワシは完全に敵役（アウエー）なわけです。
「おーい！マロ（ワシの高校時代のあだ名）に負けんなよ～！」
なんて言われて、イケ男君達。頑張ってくださるようです。

シナリオ的にはここでイケ男君達が勝って、（ワシ以外の）クラスみんなで万々歳と行きたい所だけど、金に目がくらんだワシチームをクラスの団結力で止められるワケが無いのである。

我々はバスケ部とまでは行かないまでも、それなりに上手だったので、即席のイケ男君チームにはちと荷が重かったようです。
 

開いていく点差、しりすぼみになる声援。肩を落とすクラスメート。
みんな眉根を寄せて
「なんであんなヤツ（のチーム）が・・・」
って顔をしている。

プレイしながらそれを見ていたら、なんだかゾクゾクしちゃったんだよね。
「うわっ！やべ！今超楽しい！今！超楽しい！」
日ごろはヤツらの天下でも、たまには黙らせる事もできんじゃん♪
世の中そんなに捨てたもんじゃないね☆
と思えた瞬間でしたとさ。

高校時代は学校っていうハコの中でやっていたコレを、今度は世の中相手にやっていきたいわけです。できれば絵を描く事で。

才能も人間性も持ち合わせていないワシのようなクズが、シレっと生きてらっしゃる素敵さん達の眉間に深～いしわを刻んでやりたいのである。その上でこちら側の人間が笑ってくだされば尚良い。肩に力が入って力んじゃってるおっさんの動きってすごく面白いから、笑える人はきっと笑えると思う。
 

その為にも少しでもロリ画が上手になりたいのである。
嗜好としてロリが好きってのももちろん大きいんだけど、エロリっていうのは「素敵人間が絶対に認めないジャンル」だからってのも少なくは無い。

30過ぎのオッサンが、具体例を出すのに高校時代にまで遡らねばなならないという時点で、ワシのこの「ささやかな目標」がどれくらい達成困難なものか、あるいはワシ自身がどれ位しょぼい時を過ごしているか、お分かりいただけたと思う。

ちっちゃい所ではあるんだけどねぇ。絡んできたチンピラを暴力でねじ伏せるとかねぇ。
10年間大阪にいて一遍の訛りもない長野弁で通したりとかね。でも分かりにくいっしょ。
どうやらワシのカタルシスは、相手の得意ジャンルだったり、調子に乗っているところをやり込める事にあるようです。他人のふんどしで相撲を取る事はあまり好きではないが、人様の土俵で勝負するのは結構好きさ☆
状況がアウエーなほど断然燃える。

さて、こんな長々とくだらねぇ話を読んでくださった方、ありがとうございます。
あなたの目にはワシが悲しい人間に映るかもしれませんが、ワシ自身は結構楽しくやっておりますのでお気になさらず。
あと「コイツ、いつか秋葉原連殺とか幼稚園乱入みたいな事やるんじゃねぇの？」と思っているあなたもご心配なく。
それが、あなた方に体のいいオモシロ語り草を与えてしまう、言わば間逆の行為であると言う事はよぉく知っているので、そーゆーことはしません。

以上！
32歳のほうふ！でした☆