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こっち側の人

秋葉原のやつとかさ~、八王子無差別とかさ~。
被害者の事はさておき。
めずらしく早起き(と言っても9時)して、ぼーっと朝ごはん食べながらテレビを見ていると、今日もせっせと犯人像に迫っている。
んで、犯人の性格とか、どんな学生時代だったか、とか、インタビューを交えながら調べちゃうわけですよ。
そして、この手の犯人像って大抵、自分とよ~く似ている場合が多い。
コメンテーターとか評論家とか分析する人なんかは
『犯人はもともとネクラでして』
『学生時代はいじめられっこで、友達も少なかったらしいですよ』
『犯人は身勝手でロクなやつじゃないですね』
なんつって犯人の『特殊な』人間性を、『我々とは根本的に違う人間なんですよ~』みたいな事をなんとかお茶の間に伝えようとするんだけど、そうしようとすればするほど、自分との共通点が浮き彫りにされるわけで。

基本オタクだしな~。ネクラは言うまでもなく、高校時代クラスに一人も友達居なかったしな~、昔から『やられた事は倍返し♪』っていう方針を打ち立てていたので、残念ながらいじめられっこにはなれなかったけど、無視とかそういうレベルで言えばあれもいじめだったのかな~。気づかなかったよ(笑)などとちょっと昔を思い出したり。

社会に出てからも、和を保つ必要性を全く感じないから結構身勝手に振る舞ってみたり。最近のHP制作のお仕事で言えば、詳しくは書けないけれどディレクターでもないのに(今回はデザイナーとして雇われ)数人の人間を『使えねぇ』っつって現場から降ろしました。つか実制作に携わる人間が使えね~っつって文句ばっかブーたれてたらディレクターが泣き入っちゃって仕事半ばで『会社辞めます』だって!(ぷぷぷ、ばっかじゃね~の)正直な所、ディレクターが一番使えなかったわけで。
それでもHPはある程度まとまりましたですよ。

も~話はそれて愚痴になるけどさ。この業界(広告代理業)ってクチばっかりの人間が多すぎる!別に自分も仕事できる訳じゃね~けど出来る事は『できる』出来ない事は『できない』と、なぜ正直に言えないのか不思議でしょうがない。出来ない事は『できないけれどがんばります』って最初から言ってくれれば、そんなヤツは使わないのに(笑)ところがみなさん、雁首そろえて、できる人間のフリをするからとってもウザイ。言ってる事はそれっぽいんだけど、実力が伴わないから話が一向に前に進まない。その間にやらなくてもいい仕事がモリモリ増えていく。

ハイ!話がそれました!愚痴聞いてくれてありがとう!
メディアの話。そんなメディアの意見を深読みしすぎると
『なにこれ!?次は俺に人殺せってか?』
と、受け取れなくも(なくもなくも)ない。犯罪心理はよくわからね~けど、類似犯罪が頻発するのってこういう慣性、というかこの手の人間が持つ『悪意』にも似た感情が働いているからではなかろうか。

もしメディアが、本当に犯罪を防ぎたいんだったら。
『友達や彼氏や彼女がいなくてもちゃんと生きていけます。変に人と分かり合う事を求めるよりは一人で生きられる強さを持ちましょう。』
『世の人すべてが助け合って生きている訳ではありません。「世の中助け合い」というのはその輪の中にいる人たちのこしらえた便宜的なウソです。』
『ニートや鬱やブッサイク、人間関係の不和など、へたに治さなくてもいい。それより、目の前の環境をもっと楽しみましょう!』
というような事をなぜ伝えないのか。現状では犯罪を煽っているとしかいいようがない。もちろん煽られて乗っかるような人間を正当化するつもりはこれっぽっちもないのだけれど
『ロクでもない人間は、もはや犯罪を犯すべくして犯すのですねぇ』みたいに言われると他人事ながら同種の人間として腹が立つのは事実である。

自分も含めた同じような境遇、同じような環境の人、つまり『こっち側の人』達に言いたい。
メディアに踊らされんなって!
人殺してみても何も変わらねぇ~から!
そんなもんメディアやお茶の間に体のいいエサを与えてやるようなもんだからよ!

以前にも同じような事を書いたけれど、『こっち側の人』が、そうじゃない人達であるところの『あっち側の人』に対して唯一できる復讐は
自分の人生を本気で楽しむ事だけである。つまりはオモシロの追求。
その笑い声を『あっち側の人』に聞かせ続けてやる事だけなのである。

騙されるな、我々の受けてきた教育、モラル、社会通念、理念、ルール。そのほとんどが『あっち側の人』がうまくやっていくためにでっち上げたウソなのだから。

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