本屋さんで新作を発見したらもう我慢できなくて買ってしまう。
当然文庫化されるまでなんて待てない。
買ったら大抵その日のうちに読んでしまう。
読み終わっても上がってしまったテンションが下がらなくて村上春樹の過去作品をいくつか読み返し、その後もう一度新作をじっくり読んでしまう。
やがて文庫化されたものが店頭に並ぶとそれも買って読んでしまう。
読み終わってもテンションが下がらないのでまた過去の作品を読む。
それでもテンションが下がらない場合はもう一度文庫版を読む。
このへんでやっと落ち着いてくる。一息つく。

それくらい好き。
なんだけど。

なんかね～。ネットやニュースで「社会現象」にされちゃってるのを見ると・・・・。
削がれるね～。わくわくを本当に削がれる。
オークションで新作が（新作が、だよ！？）定価以上で取引されているのを見るとわくわくがどんどん削がれていく。

もうこの手の「わっしょい」には乗りたくないんです。
本当に好きだから。
こういう発言は自分でも気持ち悪いが、あえて言うと。
「こっちゃ昨日今日のファンじゃねぇんだよ」

報道ってすごいね。
ここまでワシのテンションを下げてくれて本当にありがとうと言いたい。

文庫版が本屋さんの平台から消えた頃にじっくり読もうと思います。
もう、後ノリの方がいいね。