主観エセ音楽論を語らせてもらうと
2000年代は音楽的にクロスジャンルというかノンジャンルというか
ミクスチャーがより加速した10年だったと思う。
ラスト・センチュリーに創られた音源をいかにミックスするか。みたいな。
「楽曲的に良ければジャンルなんて関係ないじゃんさ」
みたいなノリが2000年代の音楽には少なからずあると思う。
各ジャンルのおいしい所をクロスフェードするのがきっと2000年式なのだろう。
サマソニ09の同日に来るナインチネイルズもブンブンサテライツも基本構造はミクスチャー。

そんな背景もあってかあらずか、聴くには聴いていたにせよ、エイフィックス・ツインみたいな純正テクノを聴いてもワシ自身あんまりグっとこなかったんだよねぇ。
ところが最近、またイイ感じなのです。1ノートの洗練のされ方がやっぱりカッコいい。

エイフィックスツインは、最近流行のフワフワしたエレクトロではなくて、中二病的に重いサウンドなんだけど、今はポップじゃないヤツが聴きたいのです。

また、イギリス人ミュージシャンの日本での演奏はひどい（手抜き）っていうのも踏まえた上で、全部分かった上で、それでも行きたいのです。

ナインチもブンブンもスガシカオも聴きたいしね。サマソニ09、初日は熱い。
（東京の話。大阪では2日目）

リンキン？ビヨンセ？B'z？他の日は比較的どうでもいい。
好きな人はウチワとかペンライトとか準備して行けばいいじゃない。
そうすればいいじゃない。

【追記】
APHEX TWINを良く知ることができるアルバムといえばやっぱりこれだろう。
自身の名を冠したアルバム

Richard D. James Album
ジャケットは怖いですが、電子音や打ち込みは生理的に受け付けないという人以外は結構楽しめるアルバムだと思う。