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本の山

Illustrator 8.0 本

引越し後の荷物整理に一番頭を悩ませているのが『本』のやり場である。

実は、荷物のおよそ60%は本達でできており、それにPCと音楽系機材を合わせるとそれが90%にまで達する。部屋には壁埋め型の本棚が1つあるのだが、これだけでは到底足りない。仕方ないのであまり読まない小説群を押入れに・・・って思ったらそこには既に先客様が。・・・・学生時代に読んでいた本である。漫画とか赤川次郎系の小説とか。学生時代はスポーツ系の部活だったし、勉強もキライだった。自分ではそれほど本を読む方ではないと思っていたのだが、それはちょっとちがったのかもしれない。

整理に一番苦心しているのが『How To 系』の本である。解説書の類。主にPCソフトの解説書なんだけど、これがけっこうのボリュームがある。
「さて、困ったぞ」
と思っていたらイラレ本(Adobe Illustrator の解説書)に目が止まる。うおー超なつかしい!発行は1999年になっている。
別にインフォメディアの回し者でもなんでもないんだけど、コレはすごくいい本だ。
私はイラレの使い方の殆どをコレで学習した。同世代の人は分かると思うんだけど、先輩にあたる人達がアナローグな人達がおおいのでデジタルの、およそ第一世代である我々にはいわゆる『先生』がいなかったんだよね。ガッコでも行けば別だけど。
で、学習法としててっとりばやいのが本なのだが当時はいわゆる『チュートリアル本』というのが極端に少なくて、解説書といえばメニュー項目を延々と紹介していくというものが殆どだった。
そんな中でこの本はパンダのイラスト作成から入るという斬新さ。作成していくイラスト自体もちょっとオシャレな感じなのだ。解説ページもあるんだけど、画面解説だけじゃなくてかわいらしいイラストとともにそれが解説されている。発行ページを見ると本職のイラストレーターが9人ほど関わっているようだ。なるほど。
イラストギャラリーのページもあり、読み物としても楽しめる。
「イラレ使えるようになりたい!」というよりは、「こんなイラストかけたらいいな~」と思える一冊。こういうの大事。

チュートリアルの構成、洗練されたイラスト、動作検証。媒体を作る側になって始めて分かるんだけど、こういう本を作るのはすごく時間と手間がかかる。仕事をいただければ『できる!』シリーズとかあっち系の本ならがんばればなんとか作れると思うが、こういう本はなかなか作れないだろう。
同社から新バージョンの解説本もでているんだけど、今度はソフトウェア側の学ぶべきメニュー項目が多すぎてレッスン構成が甘い。というか少ない。別に全部の機能を解説しなくてもいいんじゃねぇかと思うのは私だけだろうか。便利な機能があればそれは使用者間で自然に浸透していくわけだし。

そんなわけで今日も本の整理が進まねぃ。

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